わたし≠心(nida’s newsletter- no.30-より)

*こちらの記事は 2017.08.11配信の,nida’s newsletter~ living in the moment ~- no30.-より抜粋して引用したものを以下に掲載しています。


最近,プライベートセッションのご依頼を,本当にたくさんいただいています。

その中で,それぞれの方が,ご自身の迷いや辛さを素直にシェアしてくださって。


それはたとえば

パートナーシップのことだったり

家族のことだったり

お仕事のことだったり…


分野は多岐にわたりますが,つまるところは


自分の感情の問題をどう扱うか?

自分の心の持ちようをどうするか?

…ということに尽きる気がします。


一方,わたし自身にももちろん感情があって,

苦しいこともたくさんやってきます。


みなさんのお話をお聴きしているわけですが…


わたし自身,つい最近もとても苦しいことがあって,

それをどう乗り越えていくのか,

今わたしの持っているツールを駆使して

日々わたしが自分自身で実験中なんです(笑)


その「実験」の際,

わたしがいまとても大切だと感じていることが,二つあります。


一つは,

あらゆる出来事はそれ自体ニュートラルである

ということ。


つまり,

出来事はただ起きているだけ

ということです。


それ自体に意味はありません。

意味をつけているのは わたしの心 です。


これは極めて重要なことだと思っています。


もう一つは,

その わたしの心 でさえも,わたし自身の創造物である

ということです。


心 は あくまでも人間が自分でつくり出しているものです。


だって,
生まれたばかりの赤ちゃんにはないでしょう?


じゃあ,この心って,

形成過程において,特に誰の影響が大きいんですかね?


たぶん,親ですよね。


それから,もちろんその他の周りの大人,メディア,

歳をとるごとに,友人やパートナーなどの影響も増えてくる。


そうやって,わたしたちは,心をつくりあげている。


だから,必ず,心には くせ があります。


出来事にどんな意味を与えやすいのか,傾向があるのです。


この二点をクリアに認識すると,

心の扱いにおけるポイントが浮かび上がってくると思います。


まずは,あらゆる出来事をなるべくニュートラルに見ること。


そして,わたしはどんな意味を付与しやすいのか

自分で最大限それに気づくこと。


もちろん,自分で気づけない部分も大きいですよ。

だから,セラピストなどの第三者に
その手助けをしてもらうことにも意味があると思います。


もし出来事や誰かを

ネガティヴに捉えていることに気がついたら,

それは

自分の心がそういう意味を与えているだけなんだ

と,気づくことから始めることをお勧めします。


だって,

出来事自体はニュートラルなのですから!


それに気づくと,選択肢が生まれます。


わたしたちは,みずからの意志で,心のクセを変えていく選択ができる。


あなた次第で

いくらでも別の意味を付与することができるのですから。


そして,この先にさらなる可能性が拓けます。


それは,

わたし=心,ではない

ということ。


だって,心は我々がつくりだしているのですから。


つまり,そもそもの心自体から自身を解放できる可能性も,拓けてくるのです。


わたしたちは本来,心以上の存在!だとしたら,

自らがつくりだした心に囚われて

ずっと苦しむ必要はないはずだと思えて来ませんか?


わたしたちはもっと自由になれる!と。


ヨガはまさに自由への道そのもの。


あなたは,心に囚われていませんか?


でも,気づくなら,

選択肢はいつだってあなたの内にあります。


ヨガはいつだってわたしたちに

その希望の道を示してくれていると思うのです。

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こちらの記事は毎週金曜配信のnida’s newsletter ~ living in the moment ~より一部抜粋です。
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