What does “nida” mean?

“nida”

 
私の小さなホームスタジオ/サロン/ワークショップスペースの名前です。

「ニーダ」と読みます。

サンスクリット語で “nest” 「(鳥の)巣」を意味します。

 
個人的には,音も,見た目(スッキリした字数や小さくまとまった感じ)も,

何だかとても気に入っていて,愛着を持っております。

 
私は,地理からyogaに教える内容が変わっても,teacherとしては,

ある前提をもとに一環したスタンスを保っています。

 
それは,

自分のことは自分でできる

自分のことは自分で責任を持つ

 
他人に依存しない

他人に依存させない

 
という,極めてシンプルなこと。

 
言い換えれば,生徒さん一人一人の力に常に敬意を払うという,当たり前のことです。

 
でも,そんなえらそうなことを言う前に,先にやることがありまして。

それはもちろん,人のことをとやかく言う前に,

何よりも私自身が一人の人間として,そのように在ること。

 
だって,teacherと言っても,正直なところ,

人様に何か教えられるようなものすごーいものを持っているわけじゃありません。

 
もちろん,地理の学習内容とか,asana(ポーズ)とか,具体的なことはね,

多少勉強してきたのでお伝えできます。

職業的には,その意味では確かに一応teacherです。

でも,それはいわばskillにすぎない。

 
本当は,私は,あなたを変えられるわけではありません。

 
私は,あなたの人生の責任も持てません。

 
そういう意味では,私は,あなたに対して,本当は何もできません。

あなたを変えるのはいつもあなた自身以外の誰でもないと思うからです。

 
同じことは私自身にもいえます。

私を変えられるのは私自身。

私の人生の責任は私自身が負う。

 
それって結局,私がそういうスタンスで実際に生きること以外に伝える方法はありません。

でも,そうやって生きていたら,生徒さんにも何か自然に伝わるものがあるかもしれない。

でも,そもそもどうして伝わるということが起こりえるのでしょうか?

 
それは,タイミングなども大きく手伝って,あくまでも相手自身が

それをとらえられる力があってそれをとらえる準備ができていて

初めて伝わることがあるのだろうと思います。

 
つまり,結局は相手自身の受け取る力の賜物だと思うのです。

 
だから,どんなときも,私がskill以上に,teacherとして,もしかしたらできるかもしれないことは,

生徒さん自身の持っている力をちょっと刺激するくらいのこと。

 
みなさん一人一人素晴らしいですから,大丈夫ですよ,という姿勢で臨み続けるくらいのこと。

 
話,急に戻りますけどね(笑),

 
だから nida なんです。

nestは,永住するところじゃない。

私自身は特に,巣の中でも渡り鳥の巣をイメージしています。

 
ちょっと立ち寄って、羽を休めたら,またそれぞれに旅立って行く。

ちょっとお休みしたり,ちょっと刺激されたりしたら,自分の力でみんな元気に飛べますから。

 
要は,いつでもふらっとどうぞ~

私は別に何もできないですけど(笑)

 
ただ来て,yogaしたり,massage受けたり,workshopに参加したりして

みんなでお互いに何だか元気になれたらいいよね

まあ,自分を元気にしていくのも実はご自身の力なんですけど~

 
…という感じ。

 
あ,いや…ふざけてるわけじゃなく,無責任なつもりでもなく,これが私の正直なスタンスなのです。

 
これが,私にとっては,生徒さん一人一人の持つ力に敬意を払うということだと思っているからです。

 
だって,ここは home じゃない。

 
本当のhomeはみなさん自身の中にあるものですから

 
…なーんて,まあ,
実はそんなようなことを考えて nida だったりするわけです。

ただ,ふつうのnestと大きく異なるのは,もっとopenなnestである点かも。

 
鷹の巣には雀が行くわけないのももちろんですが(笑),

同じ雀でも血のつながりがない雀は,普通同じ巣にはいられない。

でも,ここは基本的に,年齢・国籍問わずどんな人にもopenです。

 
いろんな人が飛んで来て,知り合って,楽しんで,ご縁がたくさん広がって行くのが本当にうれしい。

それだけで,みんなお互いに認められ,刺激されて,元気にまた飛び立って行けると私は思っているんです。

 
ちなみに,もう一回だけ話をひっくり返しておくと,それもあくまでも見た目や血縁の違いの話で…

 
本当は「みんな同じ」ですから。

老若男女も雀もハエも。

それがyogaですから。

 
というわけで…

 
わたし楽しい⇔あなたも楽しい

わたしはわたし⇔あなたはあなた

 
お互い自身の人生を生きながら,それが交差する奇跡的な瞬間をともに楽しむ。

 
nidaはそのための場=nestです。

 
そんな私の趣旨に同意してくださるみなさま,

ぜひいつでもお気軽に nida にお立ち寄りくださいませ!